★第8回鎌倉同人会講座 「鎌倉のまちなみと伝統木構造」講演会(2018年.2月20日 於:鎌倉生涯学習センター)
     好天に恵まれた2月20日(火)14時から鎌倉生涯学習センターを会場に、建築家でNPO日本伝統木構造の会の理事を
   されている梅沢典雄氏を講師に迎え「鎌倉のまちなみと伝統木構造」と題して開催。当会員を含め会場一杯の50名が
   参加しました。
 
    氏は著名な建築家の岡田新一設計事務所に勤務されて後、鎌倉材木座に拠点を移し鎌倉の景観を守りながらの”まちづ
   くり”を提唱しています。
    講演では、鎌倉の景観を歴史的に俯瞰すると、古代から現代まで鎌倉ならではの景観層が形成されており、そこに調和
   している建造物の好例を100枚に及ぶ映像を駆使して紹介されました。特に今回は氏の身近な材木座が中心に取り上げら
   れました。
    また、古民家と古い家のとの違い、伝統木構造と在来木軸造の家との違いなど、技術的な問題と法律的な問題を織り交
   ぜ、自らの敷地に建築した釘を使わない家を例に示し、具体的に解りやすく明快に話されました。
    その上で今、鎌倉らしい景観を維持するための一つの考え方が、伝統木構造というキーワードではないか。そのために
   は生きる価値観を見直し、すこしづつでも理解することが必要であると熱弁を振るわれました。

                                

                                            

                 



事業案内のページに戻る







当サイト内の画像の無断複写・転載等はご遠慮下さい。