一般社団法人鎌倉同人会        

同人会案内 事業案内 同人会関連ページ 会員のページ 鎌倉リンク

          お知らせ****お知らせ****お知らせ****お知らせ****お知らせ****お知らせ****お知らせ 
  ☆第25回鎌倉同人会講座 鎌倉の美しい里山を次世代にー北鎌倉湧水ネットワークの活動ー 
    日時:令和6年3月19(火) 14:00~16:00<br>
    会場:鎌倉生涯学習センター 第5号室
    講師:野口 稔氏(北鎌倉湧水ネットワーク代表)
    定員:50名(2月1日から申込み受付)
    参加費:会員 500円、一般 1000円
    申込先:鎌倉同人会事務局(西野) メール:info@ginsuzu.com  ☎0467-61-1930(銀の鈴社)
       詳細はこちらを参照ください。
  ☆令和6年春の映画祭
    鎌倉同人会の「春の映画会」は、4月12日(金)、鎌倉芸術館・小ホールで、山田洋次監督の、吉永小百合と大泉洋主演の『こんにちは母さん』
   に決まりました。トークは、山田洋次監督と北山雅康さんです。
    チラシは、こちらを参照ください
          報告****報告****報告****報告****報告****報告****報告****報告****報告*  
  ★第76回実朝忌俳句大会奉告祭
    鎌倉同人会主催の第76回実朝忌俳句大会は令和6年3月3日(日)に鶴岡八幡宮の白幡神社で、投句された俳句を奉納する奉告祭が実施され
   ました。当日句会はおこないませんでしたが、応募投句は全国から五〇四句ありました。北は北海道から南は九州まで幅広い参加があり、当大会が
   全国の俳句愛好家に親しまれる行事になっていることがわかります。
    なお、4人の選者の先生によるご選の結果(主要入賞句)
       実朝賞       芽起しの雨の光や実朝忌      横浜市  鈴木基之さん
       神奈川県知事賞   海鳴りのふくらんでくる実朝忌   厚木市  北村純一さん
       鎌倉市長賞     歳晩や一時帰宅の母眠る      大阪氏  瀬野 浩さん
   が選ばれました。 次回の第77回実朝忌俳句大会も、当日句会は行わず、応募投句だけとなります。今年の入賞句はこちらを参照ください
                  
  ★鎌倉桜「桐ケ谷」を鎌倉市内の小学校2校に植樹 今年で合計15か所になります。
      鎌倉同人会の創立100周年記念事業で鎌倉の文化発信の一つとして2016年より毎年続けている鎌倉桜「桐ケ谷」の植樹は昨年までで、
   市内13か所になりました。学校への植樹は、第二中学校、第一中学校、御成小学校に続き、今年も2月19日(月)に、鎌倉同人会の大下一真
   副理事長他5人のメンバーが立ち合い、市内の小学校2校に植樹しました。
    生憎朝から雨模様の寒い日でしたが、事前に瑞泉寺の植木職人二人の手によって、花芽も見える150~180cmほどの丈の桜の苗木が、
   添え木にする竹と共に養生および下準備がなされていました。
   先ず由比ヶ浜にある鎌倉市立第一小学校に植樹しました。1月の事前打合せに
   渋谷歩校長を訪ねたところ、校長室の壁に掲げてある歴代校長の額のなかに第2代校長として109年前の鎌倉同人会創立時の発起人の一人・
   相沢善三を見つけ、改めて繋がりを感じました。  当日の植樹場所は体育館へ向かう西側のスペースで、卒業生たちの記念植樹や花壇もある緑
   の多い自然園と呼ばれる場所でした。ときおり江ノ電の走る音も聞こえる中で、渋谷歩校長も大下副理事長と一緒に力強くスコップを握りました。

      その後、場所を移動して二階堂の鎌倉市立第二小学校に向かいました。ここでは校舎前のグランドの東側のジャングルジムの側で教室の窓から
   良く見える絶好の場所に植えました。こちらも同様に途中から雨が強く降る中、当日の参加者や会員の子供たちが第二小学校にお世話になったなど
   と話が弾み、傘を差しながら梶井真砂美校長と会員が共に思いを込めて植樹しました。詳細はこちらを参照ください
      来年は鎌倉同人会創立110周年になりますが、今後も桐ケ谷桜の植樹は続きます。
              
          鎌倉市立第1小学校植樹                 鎌倉市立第2小学校植樹
  ★令和6(2024)年 新年互例会の報告
      新年互礼会は、1月28日、由比ヶ浜の「KKRわかみや」に52名の会員が集まり、和やかな互礼会となりました。
   会は浜田淑子理事の司会で開演。最初の富岡幸一郎理事長の挨拶では、来年が同人会設立110年であると共に、奇しくも
   昭和100年に当たるとの挨拶の後、恒例の新春卓話になりました。
    新春卓話は、女優でエッセイストの星野知子さんによる「今、鎌倉の風に吹かれて」と題したもので、ご本人の略歴や鎌
   倉に住まいを構えた経緯、生誕地である長岡との差違、女優業と比べた著述業の面白さ、鎌倉の歴史に関しては頼朝の愛馬
   の休息所であった御馬冷場や江ノ島の紹介など、幅広く興味深い内容を堪能させて頂きました。
   卓話のあとは、同人会員の最高齢者である酒井伴美氏の乾杯の発声で一同盃を挙げ懇親会が始まり、2024年の門出を祝いました。
    その後、新入会員4名(上条敦子、杉浦和枝、東郷俊宏、冨野良視の各氏)の自己紹介があり、会員の交換の場となりました。
   なお、会員である衆参国会議員3名、市議会議員の出席もあり、一言ずつのご挨拶を頂きました。
    最後は、大下一真副理事長の能登地震等に関連した挨拶で盛会だった互礼会が、お開きとなりました。
             
             
              富岡理事長挨拶    酒井伴美氏の乾杯       星野知子氏            新入会員紹介
    詳細はこちらを参照ください
  ★第18回鎌倉歌壇さきがけ源実朝公顕彰歌会報告

    18回目となる鎌倉歌壇さきがけ源実朝公顕彰歌会(鎌倉歌壇と共催)が、1130日(木)、鎌倉生涯学習センター・ホールで行われました。
   ホールの使用時間の区切りが変更されたため、今年は午後2時からの開催となりました。例年通り、鎌倉同人会と鎌倉歌壇とで協力して受付、
   舞台の設営を行いました。
    総合司会は石川洋一・鎌倉歌壇幹事で、まず齋藤俊英・鎌倉同人会常務理事、大下一真・鎌倉歌壇会長の開会の挨拶があり、続いて、第一部の
   講演に移りました。講師は池田はるみ氏(「未来」選者)で演題は「平和な孫歌」。斎藤茂吉から現在活躍中の歌人まで、孫を歌った歌を広
   く取り上げ、様々な角度から読まれた孫歌の面白さを分かりやすく話されました。

    第二部の歌会は、本多順子・鎌倉歌壇幹事の司会で進められました。選者は大下一真・鎌倉歌壇会長、鎌倉歌壇幹事の木村雅子氏と津金規雄氏に
   池田はるみ氏を加えた4人で、事前に投稿された歌に一首ずつに講評が行われました。
   参加者はメモを取りながら熱心に聞き入り、充実した歌会となりました。投稿歌は164首で例年並みでしたが、投稿者の当日参加率が例年より
   高かったといえます。当日のみの参加者も含め会場参加者は88名でした。
    続いての表彰式に移り、司会の浜田淑子・鎌倉同人会理事から、各選者賞と鎌倉同人会賞(それぞれ2名づつ)が発表され、壇上で各選者と
   鎌倉同人会常務理事から賞状と賞品が手渡されました。


             

      詳細はこちらを参照してください。

  ★会員親睦バスツアー報告

    戦艦「三笠」、横須賀美術館の見学と秋の城ヶ島散策の親睦バスツアーは、11月2日(木)に好天に恵まれ、会員とその友人など
   30名の参加で行なわれました。
    戦艦「三笠」は日露戦争時の日本海海戦でロシアバルチック艦隊を迎え撃ち、圧倒的な勝利を収めた背景と様子が具体的に展示され、
   小説「坂の上の雲」などを思い浮かべながらの見学となりました。
 
    横須賀美術館では、美しく整備された館内で「週刊新潮」の表紙絵で馴染みの深い谷内六郎画伯の多数の原画を鑑賞したのに加え、
   特別展「ロイヤルコペンハーゲン展」で、欧州・日本のコレクターが集めた陶磁器、銀器等の逸品を鑑賞する機会に恵まれました。
    昼食は、城ヶ島の老舗食事処で海鮮料理を賞味した後、「白秋」の歌碑を訪ね、好天に恵まれた島内散策を楽しみました。

                  
                戦艦「三笠」前で                         城ヶ島で
    詳細はこちらを参照してください。
  ★第24回 鎌倉同人会講座「鎌倉の仏師と仏像・鎌倉仏師復興までの歩み」報告

    令和5年10月21日 14時~16時 講座を開催。 講師は大仏師 奥西希生定海氏、浄光明寺住職 大三輪龍哉氏
    秋晴れに恵まれた第24回鎌倉同人会講座が浄光明寺客殿にて、25名の参加者の下、大佛師奥西希生定海氏(2020年に浄光明寺より
   文殊菩薩座像造立開眼に対し、大仏師の称号と定海の名を授与)を迎えて、開催されました。
    奥西氏は、代々の工匠の家に生まれ、祖父が「明治時代の廃仏毀釈で途絶えた鎌倉仏師を復興させたい」と語っていた言葉が何時も頭に浮
   かんでおり、東京芸大彫刻科・院修了後に鎌倉・室町時代に活躍し伝統が途絶えていた「鎌倉仏師」の復興を掲げ、古典技術の研究実践を繰り
   返し、鎌倉仏の特徴であり、鎌倉武士に好まれた土紋仏の復興の技法を習得され、土紋仏復興の第1号として浄光明寺境内にあり、雪で折れ、
   保存されていた樹齢750年の霊木・槇の枝から、文殊菩薩座像を650年ぶりに誕生させました。
    土紋仏は、鎌倉独特の仏像様式で、土と漆を混ぜ、木の型に込め、成形したものを仏像の表面に貼り付ける装飾技法で、立体的な美しさが
   特徴と言われています。 講座では、日本の伝統技術を未来に継承する為、千年かけて巨大彫刻構造物を制作する「千年彫刻」の計画をサグラダ
   ファミリアや神宮式年遷宮の例と共にお話し頂きました。
    講座の詳細は
こちらを参照してください
                                
                             講座会場(浄光明寺本堂)         大仏師 奥西希生定海氏      浄光明寺住職 大三輪龍哉氏
  ★令和5(2023)年度会員総会・懇親会の報告

    今年度の会員定時総会は、6月18日(日)13時30分から、北鎌倉の「鉢の木」で開催されました。
   西野常務理事の司会で開会し、冒頭、富岡幸一郎理事長から挨拶があり、次いで令和4年度の物故会員を紹介し、参加者全員で黙祷が行なわれました。
   総会は、出席が38名、議決権行使書を提出していた79名の会員と合わせ117名の参加となり、会員総数160名の過半数を超えていたので
   総会が成立しました。 議長として 富岡幸一郎理事長を選出し、議事録署名人に吉田可重、横山惣一の両理事を選び、議事録作成者に山次和男理事を
   指名して、議事に入りました。
    第1号議案の令和4年度事業報告について、齋藤常務理事から昨年度はコロナ禍が落ち着く方向に向かい、諸行事を復活できた旨の説明があり
   承認されました。これを受けて、第2号議案の令和4年度決算報告について横山理事から収支の改善が図られたと報告があり、承認されました。
   大西監事から第3号議案の令和4年度の監査報告があり、承認されました。続いて、齋藤常務理事より第4号議案令和5年度事業計画、横山理事
   から第5号議案令和5年度予算の説明があり、それぞれ承認されました。第6号議案については、任期満了に伴う理事および監事の選任が行なわれ
   ました。
                                           
   理事に、岩崎眞理子、大下一真、大三輪龍哉、加藤文男、栗原惇、齋藤俊英、富岡幸一郎、西貴美子、西野大介、橋本隆平、浜田淑子、藤田幸子、
         本多順子、松本行央、山次和男、横山惣一、吉田可重の各氏が再選され、地村輝一郎、松田憲司の両氏が新たに選任されました。
   監事は大西久子氏が再選されました。理事、監事全員について承認されました。総会終了後、選出された理事によって臨時理事会が開かれ、
   引き続き理事長に富岡幸一郎理事が、副理事長に大下一真理事が選出されました。
                                                                                
                                                       松田憲司新理事           地村輝一郎新理事
    総会後に、さらに途中参加の会員も加わって、恒例の懇親会が開かれました。参加した会員が一人ずつそれぞれの近況を語り、互例会依頼の
   顔合わせともあって、和やかな懇談となりました。

   懇親会終了後、有志会員が鎌倉駅西口広場へ移動し、鎌倉同人会が建立に関わったウォーナー博士の碑前で、恒例の献花と浄光明寺・大三輪住職の
   読経を行ない、博士の功績を偲びました

             尚、当日議決された案件はこちらを参照ください
                         
    第23回鎌倉同人会講座「大江広元と毛利一族の前史を語る」報告
      好天に恵まれた4月27日(土)、第23回鎌倉同人会講座が、「「放下 小説 佐橋ノ荘」より」を副題に、横村出 さん
   (作家・ジャーナリスト)を講師に行いました。33名の参集をいただきました。
    横村さんは、柏崎出身、13年前から由比ガ浜在住の1962年生まれ。大学院を卒業後、ジャーナリストとして、 モスクワ、ナイロビ、
   チェチェンなどの紛争地を取材し、ノンフィクション作品「チェチェンの呪縛」も出版されて います。  
   さて、お話は、“鎌倉殿の13人”の一人、大江広元のお墓からはじまり、ご自身の母方の実家があった「佐橋ノ 荘」(今の新潟県柏崎市佐橋)
   との縁(えにし)の世界へ…。「家の庭に植えた紫陽花が「サハシノショウ(佐橋ノ 荘)」という品種と知って、新潟県柏崎市にある母方の里が、
   鎌倉時代に佐橋ノ荘と呼ばれた史実を思い起こし ました。まもなく、妻と散策している際に、毛利季光とその父大江広元のやぐら近くで「越後
   佐橋荘」と刻んだ碑文を 見たのです。佐橋ノ荘は、毛利氏の所領でした。何かに打たれるような縁を感じました…。
   「閃いたのが世阿弥の能 『柏崎』です。鎌倉時代の越後柏崎の豪族が幕府の問注所へ訴え出るのですが、さまざまな不幸に見舞われるという
   謡曲です。
これを底本と決め、想像が膨らみました。」話はいよいよ佳境へ…。    詳細はこちらを参照
                          
                    横村出さん                    会場風景